ポニーキャニオン (2013-02-02)
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○アメリカ最強とか言われちゃう部隊、シールズの現役隊員をキャストに据えた映画作品。
売りにしているのは主にリアルさで、戦術とか銃の取り回しとかちゃんとしてますよという作品です。
○シールズに対する的はテロリストなのだけど、まあ現代最新鋭の装備と厳しい訓練を積み重ねてきたシールズが民兵ごときに負けてたらそれこそリアルさが無いので、ばったばったと倒されていきます。
他の映画みたいにRPG-7持ってるからといってヘリなんて落とせない。車両に乗っていても重機関銃で一瞬で爆破解体されるし、ちょっと密集陣形取ってると軽機関銃の掃射で一掃される。なんと圧倒的な武力……っ!
○お話の筋はとても単純です。多分ディティールのリアルさに加えて複雑なストーリーだと、観客こんがらがると思ってのことなのでしょうか。それは間違っていない気遣いだと思います。
○拉致された工作員の救助→自爆テロの計画を知る→爆弾の製造所の制圧→爆弾ベスト着込んだ密入国者の制圧
と分かりやすくお話が進むので混乱しようがないよ。
○戦闘シーンのリアルさと圧倒的武力のためにどうしても画作りが地味になっているのですが、シールズの働きを映像として観る事が出来る稀有な映画であると思います。
ただ軍からの協力を受けているためか、不自然に思う程に民間人を誤射しないなど、出来るだけ綺麗に描こうとしている部分が気になる人には気になるかもしれません。無垢な犠牲者が存在しないというのは、ちょっと作り物臭く思えてしまうのでした。
○FPS好きな人には多分オススメ。
あと映画でヘリ落ちすぎと不満を持っているチョッパーファンの人にもオススメ。
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