家の庭の草が、雨の日の翌日に恐ろしい速度で成長します。
前までちょこんと生えていただけの草たちが、一夜明けると結構な背丈になり、コンクリートの領域にまで足を踏み入れようとしている所を見ると、
なにやら命の強さという物を感じたり、普通にびびったりします。
なんだあれは? あの成長速度は? なんとなくですが、私の生活領域を侵略しようとしているようにも思えるのですが?
よく草木は癒しの象徴として語られる事が多いのですが、もしかしたらあいつらは寡黙な侵略者なのではないでしょうか?
あの緑色の顔の下では、私たち人類を駆逐してやろうという、どす黒い……いや、どす緑色の心を隠していたりするのではないでしょうか?
そんな事を考えると、人々は自然と共生していたわけではなく、ガチンコで殴りあっていたライバルという存在だったんだなという、どうでもいい80年代のマンガの友情観と重ねてしまうのでした。
とりあえず、除草剤買ってこよ。
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