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殊能将之

○私が唯一作家買いしているといってもいい小説家に、『殊能将之』という人が居ました。
 つい最近知ったのですが、亡くなっていたようです。


○自分のアンテナの低さに呆れもするのですが、2月頃に訃報出てたみたいです。
最近新刊出てないなーとか呑気に構えてたわけですが、もう新しい小説が読めないと思うとなんというか残念でしかたありません。


○49歳だったようです。あまりにも若すぎると思います。
 これから多くの作品を読めるのだろうと無意識に思っていた分、突然頭を殴られたように感じてなりません。
 人の世はこういう事があるから嫌になるのです。




○『殊能将之』という作家に触れるのに一番良い作品は『ハサミ男』です。
 ただ単純に結末にあっと驚けるので、とてもとっつきが良いのです。
 ミステリーやサイコサスペンスが普通に読める方は是非手にとってみてください。
 損はしないと思います。



○私が個人的に好きなのは『キマイラの新しい城』です。
 中世の騎士の霊と現代の探偵が絡むなんとも他に見ない小説ですが、とても楽しく読むことが出来ました。
 殊能将之のちょっと歪んだ推理感も遺憾なく発揮されていると思います。ただミステリー小説として読んだら怒っちゃう人出るかもしれないよね。



○一番前情報無しに読んだらいけないのは『黒い仏』です。
 なぜならば、これだけはミステリー小説のガワを被ったクトゥルフ小説だから。
 真面目な人が読んだら怒り心頭になっちゃうに違いないから。



○どう考えても作者はミステリー小説が好きなはずなのに、そのお約束をあえて外してくるような作風な作家さんでした。
 何度も言いますが、もう新しい作品が読めないと思うと落ち込みます。久しぶりに気が滅入ってしょうがない出来事でした。



○はあ……人生の楽しみがひとつ確実に減ってしまいました。




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