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かいじゅうたちのいるところ


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○子供の視点で見れば、家出のワクワク感、旅先で出会った個性的な怪獣たち、彼らと作る秘密基地(作中では砦と表現)、みんなで戦争ごっこ。そしてしんみりとした別れというなかなか子供心をくすぐられるお話で退屈せず見る事が出来る映画なのではないでしょうか。
 ちょっと不気味な着ぐるみ怪獣もお話が進むにつれ愛おしくなってくるような気がしますし。


○大人の視点で見れば、子供特有の暴力性という物が表現されている珍しい映画のように観る事が出来ました。
 そうなんですよね。大人が描く子供ってどうしても純粋さというか無垢さが強調されるのだけど、本当の子供って大人が驚くほど暴力的というか、気に食わなければ泣き叫び暴れるような、そんな剥き出しな牙を持っているものなんですよね。
  その暴力性は社会生活を営んでいくにつれ牙の収め方を学んでいくものだと思うのですが、この映画はそれを表現しようとしているようにも思えました。つまりは、子供の怒りや暴力が、「かいじゅう」となって姿を現したのだと。


○「かいじゅう」の一人であるキャロルはまさに暴力性を体現している存在で、何か気に入らない事があると今まで自分が作ったもの全てを放り投げて壊しまくります。
 愛しく思う者の前でもかんしゃくを起こして傷つけ、そして後悔を繰り返す様はそうやって人との付き合い方を学んでいくのだという事を表しているように思える。


○ただちょっと気に入らないのはそういうのは明示されているにも関わらず、主人公の少年の成長はあまり見られなかった事でしょうか。まあ子供に急に成長されても困るのですが。
 映画のテーマ的に、ゆっくりと間違いながら子は人との付き合い方を学んでいくのだという話だと思いますし。



○子供でも深読みが大好きな大人でも楽しめる映画だとは思います。
 でも変な映画だとは思う。


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