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○蟻を苛める事が趣味の男の子がアリサイズまで縮んで、蟻たちと共同生活を送るというストーリーの3Dアニメーションムービー。
 物語の題材的にも目新しい物の無い子供向けアニメだと思われるかもしれませんが、脚本の構成が非常に上手く、大人でも唸ってみる事の出来る数少ない映画だと思います。


○古くは『ミクロキッズ』からある世界が大きくなってしまったらどうなるのかというワクワク感や、アリたちの面白おかしい生活。そこで芽生える友情、航空機戦にさえ見えるラストのスペクタクルなど、子供をワクワクさせる事、そしてひとつひとつ描写を積み上げていく事を丁寧にやっています。
  これはとても基本的なお話作りだとは思うものの、それをきちんと出来ている映画が少なすぎる! 子供向けアニメに関わらず、ほとんどの実写作品でもやれてないし。


○伏線がちゃんと伏線になっているので凄いです。
 序盤の不発だった爆竹とか、おばあちゃんの扇風機とか。主人公がプレイしていたゲームの内容だとか。それらを全て丁寧にひとつひとつ処理していくのは素晴らしい手際だと思います。


 ○また主人公の少年の成長が、きちんと目に見える形で示されるというのもやはり必須ですよね。
 元のサイズに戻ってからイジメっ子に反撃するなんて、もう手垢に塗れた表現方法なのですけど、でもね、それをやらなくちゃダメなんだと思います。この1時間ちょっとの映画を最後に全て肯定するようなプロセスは必要だと思うのですよね。これがあれば観客も、ああこの映画見ていた時間は無駄じゃなかったなと思えるのですし。


○ラストのスタッフロールで主人公たちが歩んだ道がアリたちの壁画として描かれるという演出もとても素敵だと思いました。
 最後に映画を観客に分かりやすい形で振り返っているのはとても良い手腕だと思う。よく考えられている。


○とりあえず子供が観ても大人が観ても楽しめると思いますので、機会があれば是非ご覧ください。
 こういうしっかりと作ってある作品を見つけると何だかうれしくなりますね!


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