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リトルトウキョー殺人課


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○80年台にありがちな刑事バディものに勘違い日本文化を合わせたような映画作品。
 いや、公開は91年なので正確には年代が違うのですが、香り立つ80年台臭がどうしてもそう思わせるのです。


○基本的には幼い頃に家族を殺されたアメリカ人主人公とヤクザの戦いです。
 どういうわけか主人公はすごい日本かぶれなのですが、よく分かりません。その設定必要だったのかもよく分かりません。


○よくあるあの時代に量産されたアクション映画なので別に無理して観る必要なんで一片も無いのですが、アメリカから見た日本のヘンテコ映画としてのフリークは割といるんじゃないかと思って紹介しました。
 なんか懐かしい匂いがするなーと思いながら楽しく見てましたけど、他人に薦める気はまったく起きないといった困りものの映画です。


○映画見終わって調べてみると、監督はあの名作『コマンドー』を撮影した人らしいです。
 この一文で全てが納得出来たよ。


○ああ、こういう映画いっぱい作られてたよねみたいな懐かしさを感じたい人は何か他の映画と一緒に借りてみてはいかがでしょうか。
 観るにあたって度量というか、心の広さが求められる気はしますが。


○劇中のラスト付近で主人公が明らかに心臓付近に銃撃を受けているのにピンピンしてるのが一番気になりました……。
 うん、あの時代の映画の銃の威力は振れ幅が大きすぎだよねっ!


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アメリカンパスタイム 俺たちの星条旗


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○第二次世界大戦中での日系人収容所の生活を描いた映画です。


○実際の収容所を舞台としているためか物語としてすごく平坦というか薄味というか平和的というか、そんな印象を受ける映画でした。


○よくある収容所映画と違って辛く不潔な描写はされません。
 それなりに規律を持って生活していて、そしてその暇な時間にベースボールをやるというお話。


○良い所は主人公のジャズや野球などに対する青春というか、そういう若さへの描写はとても素敵に描かれていると思いました。
 そして地元のマイナーリーグと収容所日本人との試合で賭けたのが日系人差別によってしてもらえなかった散髪だというのもなんだか粋でした。
 ラストシーンもなかなかいろいろ考えさせる物がある。


○描写はとても丁寧で好感は持てるのですが、話の盛り上がりが足りない気がします。そういう意味ではスパイスが足りてない。
 主人公の兄が途中で軍へと入るのですが、これで死ぬのかと思ったら普通に帰ってきたりするしね。
 いや、良い事なんだけど、でも逆に予想外すぎてびっくりしました。


○戦時下を描いた映画を観たいと思ってこの映画を観ても、あまり満足できないと思います。
 何度も言うようですが、どこか平和的なので。ある意味ジャンルとしては真逆だよね。


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TITANFALL 触り心地


タイタンフォール
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○いろいろひと段落したので自分へのご褒美に前から気になっていた『Titanfall』というFPSゲームを購入しました。
 とても面白いです。


○オンライン専用のゲームですので、オフライン環境では遊ぶ事も出来ない所が注意です。


○未来を舞台にしたSFシューティングですが、Haloよりは固くなく、CoDよりは耐久力があるので良い感じだと思います。
 戦場にはプレイヤーキャラの他にAIによって制御されるNPCキャラがおり、それを倒す事でもポイントを貰える仕組みになっています。中に人が入っているキャラより全然鈍いし照準も正確でないので、FPSが苦手な人にでも倒せるようになっています。これのおかげでゲーム中にただ倒されるだけの存在にならずに済むという人も多く居るのではないでしょうか。私もその一人ですね。


○敵などを倒してポイントを貯めるとタイタンというロボットを要請できるようになります。普通に乗って戦ったり、オートで起動させて拠点の防衛にしたりなどいろいろやってくれる頼もしい相棒です。
 人の場合は機動力でもって敵陣深くに差し込んでキルを稼ぎ、タイタンは重く鈍いので仲間との連携を意識して常に2対1の形に持っていく事がポイントのような気がします。サシで他のタイタンと戦うのはとても厳しいように思える。


○FPSとしてとても軽快に動くゲームですので、ただただ動かしていても楽しめると思います。
 私が購入したのは360版ですが、オリジナルであるOne版もやってみたいなーと思わせる出来でした。
 後はシーズンパスによって配信される追加コンテンツがどんな具合になるのかが気になるポイントですかね……。


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ア・フュー・グッドメン


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○アメリカ軍キューバ基地で海兵隊のしごきによって同僚を殺してしまった兵を主人公らが弁護するお話。
 主人公がアメリカ軍所属の弁護士というなかなか見ない設定のお話です。
 お話の主軸としては、仲間を上官の命令で殺してしまった海兵隊員は有罪なのか無罪なのかと問いてます。


○軍中心の法廷ものっていうのはなかなか見ない設定だと思います。
 ただすでに殺した人間は分かっていて、その人たちが罪に問われるのか、それとも命令を下した人間が罪に問われるのかという判断を争っていくお話になるので、一番大切な被害者の立ち位置が一切劇中で出てこないのが気になるかもしれません。遺族に対する賠償どうなったのとか、まったく劇中に出てこない。ちょっとそこは酷い。


○体育会系のしごきで死ぬってのは一般社会でも良くあることなのだけど、そこに海兵隊という枠組みが設定される事で人にいろいろ問いかけるお話になっていると思います。
 人間として当たり前の良心に従うのは当然なのだけど、兵士にはそれは必要とされていないというか。戦場でいちいち一兵卒が判断を下していては戦闘が成り立たないという戦場の合理的な観点がちらちら見えます。


○アメリカ本土の勤務である主人公と、前線に居る海兵隊との温度差もなかなか面白い。主人公側はすすんで敬礼もしない人たちなので、そういう価値観のわだかまりを観るのもとても興味深いのでは無いでしょうか。


○軍モノとしては発砲シーンひとつなく、ショックなシーンも皆無で法廷を舞台に進んでいくので見やすい映画であると思います。ちょっと変わった法廷ものを見たいという方は見てみてはいかがでしょうか。


○公開が1992年の映画なのですけど、画作りには古さは感じませんでした。
 アクションシーンが無いからあらが見えない作品なのかもしれませんが。



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風と共に去りぬ


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○もはや古典と言っても良いぐらいの有名作品なので一度は観てみたいと思っていたのですが、
Huluで配信されていたのを機会に見てみました。


○主に主人公であるスカーレット嬢を中心に南北戦争やその後の復興、それぞれ激動の時代での彼女の信念というか情念といったものを観客は見ていくお話になると思います。


○スカーレット、かなり強烈な意思の強さと燃え上がるような恋心を抱いているキャラなのですけど、この人に感情移入する女性は多いのだろうか? もんのすごく癖が強い女だとしか思えなくて、付き合わされる男は大変だなあと思いました。
  まあそれぐらいの強靭な心が無ければ戦争を生き抜けないし、そして家を守っていく事も出来ないので強い女であるのは必然というかそう生きなければならなかったと理解出来ます。
 現に家族と土地を守っていく決心をした彼女は、とてもカッコ良かったです。


○ただラストはどういう終わり方なのかイマイチ分かりませんでした。故郷に帰って去った男を待つというのは能動的なのか受動的なのかはっきりしませんね。男まさりなスカーレットがようやく女心を出したという事なのか。一体どういう風に受け取れば良いのか困ります。


○時代のうねりに翻弄されながらも希望を捨てずに強く生きるという部分を面白く感じるのであれば今から観ても楽しめるのではないでしょうか。
 数多く戦争ものはありますが、女から見た視点での戦争というのはとても珍しいと思いますし。


○欠点は上映時間が長すぎる事ですかね……。
 途中で休憩挟む映画なんて今どき見ないし……。


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ブローン・アパート


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 ○映画のテンポが明らかにハリウッド映画とは違うし舞台はイギリスだしイギリスの映画なのかなと思って見てましたがその通りでした。目利きができるようになったのかなとちょっと嬉しかったり。


○浮気中に夫と子どもが自爆テロで死んだ女性が立ち直っていくお話です。簡単に言うと。


○描きたいのは多分理不尽な暴力に晒された人間はそれからどうやって生きていけばいいのかというお話だと思うのですが、映画の中で出されるその答えはバカな女がバカなまま生きればいずれ世界は戻るという、イギリス的なジョークなのか真面目な狂気なのか分からない決着点に行き着きます。
 社会的な階級では下から数えたほうが早い主人公が、浮気やら何やらのやっぱり社会的に許されない価値観の元でどうにかこうにかやりくりするというのは、非常に現実的ではあるのですが物語として楽しく受け入れられるかと言われればまた別な話がします。


○終盤で主人公が亡くなった子の幻覚を見ます。
 急にファンタジックになったモノだからマジで困惑しました。音楽は感動的ですが、ものすごくサイコなシーンだと思います。このまま狂って死ぬのかと思っちゃった。



○最後は主人公は浮気相手の子どもを出産します。
 まるで死んだ子の代わりを作ったのだと言わんばかりの態度がとても気になる。
 弱く傷ついた人間はもう一度命を積みかさねていく事で世界を元に戻していくと言いたいのでしょうか。それはとても恐ろしい肉感を持ったメッセージだと思う。


○とにかく今の日本で普通に生きて普通の倫理観を持っている人が共感できる映画では無いと思います。
 社会の底辺のどうしようもない人間が、理不尽で傷ついて、そしてどうしようもない事を重ねて生きていくという本当に地を這うような映画です。それにカタルシスのひとつやふたつあればまだ見れるのですが、そういうわけではなく淡々とシーンが処理されていきます。
 これを真剣に作ってこうなったのであれば製作陣頭おかしいと思うし、ジョークとして作ったなら趣味が悪いと思います。
 イギリス映画なんてあまりみないのでこれだけで判断してしまうのはいけない事だと思いますが、陰湿な思考してるなあとは理解できてしまうのでした。


○変わった映画ですけどあまりオススメでは無いよ。


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ロック・ユー!


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○従者の身分であった青年が身分を偽り騎士の馬術大会でのし上がっていくストーリー。
 こう書くと普通の映画の様に見えますが、初っ端からQueenの『We Will Rock You』が流れるというなかなか類を見ない演出で驚かせる映画です。


○中世の時代であれ人々の根底に流れる闘争心というか、そういう物は現在のロックが表現している物となんらか変わりないという意図らしいのですが、中世の風景にロックが流れるのは中々様になっています。
 ただ結構勇気がいる演出だと思うんだよね。例えるならば時代劇でポップス流すのと同じなんだから。下手したら興ざめさせてしまうはずの物なのですが、それはQueenの歌の力と熱い展開で上手く受け流している印象。


○馬術シーンはとても迫力があります。
 実際の戦争でこんなのが真正面から来ると歩兵じゃ太刀打ち出来ないよなとも感じます。ぅゎぁ、ぅまっょぃ。


○特に脚本に凝っている印象は無く、青年が騎士階級相手にのし上がっていく様を見るのが楽しめるのであれば心地よく見れる映画であると思います。
 それなりのロマンスと、父と子の邂逅など、手堅いお話ですね。手堅すぎて他に語ることが無いのが困るのですが。


○で、これ最後まで書くかどうか迷ったのだけど、この作品、Sonyのステルスマーケティングが発覚した発端の映画だったりします。なので、こうやって普通に褒めるのがすげえ嘘くさくなる。
 敢えてそれらの事実を無視して映画だけを評価するのも正しいのですが、その映画が巻き起こした社会的な影響もやはりちゃんと語るべきかなとは思う。
 とりあえず言っておく事は、私は架空のブロガーでは無いので安心してくださいねって事でしょうか。


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アーティスト


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○トーキー映画に追いやられたサイレント映画のスターの絶望を、2011年にわざわざ白黒のサイレント映画で撮るという意欲作。
 完全にサイレント映画というわけでは無く、演出として限られた点に声が入ります。確かにこれは今の時代だから出来る事だよなと感心しました。


○ただ私はそうは言っても若い世代なのでサイレント映画を観て育ってきたわけではありません。
 なのでこの映画を本当に楽しむ事が出来るのはトーキー映画の出現をその肌で感じた人なんじゃないかとは思います。
 そんな人もう大分少ないと思うけど。


○主に描かれているのはサイレント映画のスターの没落と絶望です。
 それがムービープレーヤーのシークバーの終点ギリギリまで続くものだから、このお話このまま人の絶望する様を見せつけられて終わるんじゃないのかとヒヤヒヤしました。
 しかしラスト付近で一気にハッピーエンドになります。こういう風に溜めて溜めて、そこから爆発するようなハッピーエンドは結構気に入りました。同じ時期に観た同じくトーキー映画とサイレント映画の狭間を描いた「雨に唄えば」もそんな感じだったので不思議な気持ちです。



○なかなか芸術的な映画に見えて手に取りづらいかもしれませんが、とてもおもしろくそしてハッピーになれる映画なのでオススメですよ。





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ジョンQ 最後の決断


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○子どもが大病にかかり、お金が無いためにドナーリストに入れる事が出来なかった男が、病院で立てこもり事件を起こすお話。
 主に描かれるのは持たざる者の怒りや嘆きです。


○2002年の映画らしいですが、今現在格差社会が広がっている日本ではあまり笑えなくなってはいます。


○見どころは死を覚悟した主人公が息子に対して遺言を残す所でしょうか。
 ここはものすごい演技力だと思います。なかなかその場から立ち去れない主人公の姿も胸にくる。


○ラストはなかなかなハッピーエンドなのですが、
主人公であるジョンを追い詰めるのは常にお金が無いとか、保険がおりないなどと言った現実的な物で、
主人公を救うのは奇跡だとか病院関係者や人質の善意などと言ったフィクションであるという事に、
なかなか皮肉めいた物を感じるのですが私が気にしすぎているだけなのでしょうか?
 現実が人を救わないというのは中々歪んだ社会だなとは思います。


○素直に見ればとても泣ける映画だし、ハッピーエンドも気持ち良いしで観て損は無い映画だと思います。
 完全な悪人は居ない所も見やすい点でしょうか。でもそれが故に主人公の愚行は社会によって引き起こされたのだという所が強調されているように思えるんですけどねー。






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ねこタクシー

映画版 ねこタクシー DVD
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○カンニング竹山が主演の、猫を乗っけたタクシー運転手の物語。


○普通にその主題を与えられて物語を構成するとなると、猫を乗っけたタクシーが話題に。そして商売大繁盛。主人公は家庭の問題も何だかんだで解決して、幸せになりました、という流れに持っていって当たり前。
 ただそれをこの作品は、『誠実さ』という物で見事に潰しにかかっている。


○動物愛護の観点から猫をタクシーに客と乗車させる事についての問題。それらが周りに波及した場合のブーム後の猫の処分についての問題。当たり前に出てくるそれら、普通映画作品などでは考えないようにしている部分に対しての追求がなされる。
 みんなハッピーだったのは映画の上映時間だけで、そこから先のお話を考える人なんていないのだから無視しても構わないはずの所をわざわざ教えてくれる。

 数多くあるいくつかの倫理観を無視してもハッピーな映画に比べるととても『誠実』なのだが、悲しい事にそれは楽しさに繋がっていない。娯楽映画なのだから楽しい所だけ人は見ていたいのだ。責任や社会的倫理なんて、映画の中で改めて感じたいだなんて思わない。


○映画のラストは主人公は元の教職に戻っていきます。
 猫と共に人生を歩んだからこそ元の場所に戻ってこれたのだという解釈も出来ますが、結局タクシー運転手の職業はつなぎだったのねというような感想も出てきてしまって、非常に収まりが悪い。すっきりはしない。


○安直な動物感動モノだと思っていただけに、なにやらいろんな事を余計に考えさせられてしまいました。
 ある意味でそれは貴重な映画だとは思うものの、それを休日の午後にのんびりしながらみたいのかと言われればそうではないというか。
 非常に正しい映画ではあるのですが、その『正しさ』は見てる人には優しい作品じゃなかったなーと思いました。


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