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ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer


ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer [DVD]
キングレコード (2001-03-07)
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くっそつまんねえ!


○テレビシリーズもつまんないつまんない言いながら最後まで見続けた私もアレなのですけど、映画版はテレビ版に輪をかけてつまらないです。


○まず物語として完全に破城している映画なのですが、これはもう時代性というものなのでしょうかね。映画公開時2000年なのですが、90年台後半から00年までのどんなに話の都合が壊れていてもどことなく許容されていたような、そんな視聴者に甘えた時代があったのは確かで、その流れで生まれた作品であると思います。
 はっきりと言うならば、全てエヴァが悪い!


○比較的近年のトリックもそこそこ滑っている箇所があって苦笑いさせる所があるのですが、この映画は全編そんな感じ。
 そしてトリックの中でも妙にオカルトというか、倫理破城の展開見せる事あるのですが、この映画はそれにアクセル踏みまくった話。


○映画の後半で急に人類補完計画が始まるのですが、もう何も語る事は出来ないと思います。最悪過ぎる。


○この映画の気に入らない所のひとつにむやみやたらに音量が小さくて、この映画見てるときだけスピーカーの音量を調節しなければいけないという所。邦画に多いのですがマジやめてください。圧倒的なシェア持っている方に音合わせてくれ。


○ある意味、あの時代が生み出した暗黒の部分を含む作品であるので資料的価値はあると思うのですが、娯楽として観ようと思っている方は全力で止めるべき映画だと思います。
 なんであの時代、私たちは歪でとがった物をありがたがっていたのでしょうか。コンパクトにしっかり纏めた手堅い作品はいくつもあったはずなのに、こんなものをもてはやしていたのでしょうか。
 すべて人たちが同じ方向に間違ってしまったために、その時は正しく見えたのか。本当に今の時代で見るからこそ浮かび上がってくるような業が多分に含まれている作品だと思います。

 つまりは全部エヴァが悪い!!

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殺人鬼フジコの衝動


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○久しぶりに小説読み切りました。
 『殺人鬼フジコの衝動』という物騒なタイトルのミステリー小説です。


○この作品は作中小説の2重底構成となっており、読者は架空の小説家が出版した本を読む事になります。
 正直あとがき読むまでその事頭からすっぽり抜けてたのですけど、まあ問題は無いです。


○物語の主人公である殺人鬼フジコは、幼少期に強烈な虐待を受けたというキッカケがあったものの、そこから普通の人間が、普通に巡るであろう子供時代を経て、傷つき歪んでいきます。
 この普通さに上積みされた殺人の切っ掛けの書き方がとても上手いと思います。もしかしたら誰だって間違っていれば彼女のようになりえたのかもしれないという恐ろしさがある。


○この小説に『正しい』人は誰もいないのだけど、それでもチツジョだっているために日常を営んでいるという書き方にはとても気に入りました。その陰鬱な考えに共感してしまいます。


○ミステリーの構造として、まず一段階目の、小説の中の小説という部分でむむっと唸り、そしてあとがきを読むことでまたしても驚かされるという構成になっています。
 ただ伏線のすべてが噛みあう感覚は残念ながら得られなかったと思います。でも読後感は良い。


○ちょっとだけネタバレするならば、ラストのあとがきで個人の殺人がそれより大きな何らかの意図による殺人へとランクアップされるので、底知れぬ恐ろしさを感じる事が出来るのだと思います。
 ただしかし、作中の殆どを主人公フジコの劣等感や抑圧された感情に費やしているので、それを最終的に別のシステムとしての殺人だと飲み込むのは無理が見える気はする。


○子供の頃の、無邪気では無い子供であるがゆえに歪な人間関係を楽しめる人にはオススメだと思います。



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北斗の拳


北斗の拳【究極版】 1 (ゼノンコミックスDX)
原 哲夫 武論尊
徳間書店 (2013-09-20)

○Huluで『北斗の拳』見ているのだけど、すっごく楽しくなってきました。
 レイやらジャギやらラオウあたりが出てきた所から面白さが急加速してます。


○私、北斗の拳の最初の方(シンの辺り)を見ててあんまりおもしろくないなーって思って積極的に見ようとしていなかったのですが、こんな事ならもうちょっと我慢して見続けているべきだったと反省しています。


○レイが死ぬ時は深くにも感動してしまいました。
 なんて悲しくてそして強い生き方なのか。


○今はサウザーとシュウの所なのだけど、ここもとても面白い。
 サウザーの極悪非道っぷりが見ていて楽しい。


○問題点があるとすれば全152話を見切る事が出来るのかという所でしょうか。
 まだ半分も見れていない。

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バトルロワイヤル

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○最近初めて映画版の『バトルロワイヤル』見ました。
 小説版は話題になっていた頃に読んだのですが、別に映画までは観なくていいかとずっと放っておいてました。


○Huluで見れるようになってたので視聴したのですが、まあこの歳になって観ると笑うしかないよなーと感じます。
 それが分別がついたが故なのか感性が鈍化したのかどっちなのかは分かりませんが。


○バトルロワイヤルをR-15にした大人たちはアレを本当に恐れていたのかどうかが今さら気になります。
 そういう意味で、ある種多くの黒歴史を量産したコンテンツなんだなーと思うと感慨深い。


○こうなるんだったらもうちょっと流行っていた時に観るんだった。
 やっぱり楽しさが全然違うんでしょうね。
 良くも悪くも生モノな作品だと思います。私が食べた時は古くなりすぎてた。


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ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ


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○私にとってはかなり好きな映画です。
 テレビドラマの映画化なので、細かいキャラクターの描写をこの映画ではしなくて良いという他の映画には無いアドバンテージがあるものの、それ抜きにとても良い映画なのだと思います。
 あとサウンドトラックが良い!


○知らない人に説明しますと投票ゲームで多額のお金をプレイヤー間でやりとりしていくマネーゲームのお話です。ほとんど密室で起きるこの一連のゲームは退屈させる間も与えずに、どんでん返しの繰り返しで観客を引き込んでいく事に成功しています。
 前述した通り今さら登場人物の個性付けなんて必要ないのですから、ただただゲーム一辺倒で、めまぐるしく変わる展開に翻弄される事が出来るのです。


○脚本力がとても強く、これをライアーゲーム以外のコンテンツでやったとしてもそれなりに楽しい映画が作れそうです。こういう純粋にお話で勝負している映画にはとても好感が持てるのです。


○同じ密室系の『Saw』などと比べ全年齢に対応しているとても窓口の広い映画だと思いますので、ちょっとなんか邦画みたいなーっと思った方は手にとってみてはいかがでしょうか。
 人を信じるというテーマも綺麗に描かれており、どこか寓話的にさえ思える結末にも癒やされると思います。


○ヤングジャンプで原作である『ライアーゲーム』が再開しだしたので観るにはいい機会かもしれません。



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許されざる者


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○1992年に公開された、クリント・イーストウッド主演の西部劇。
 元無法者だった主人公が娼婦たちからの依頼を受け、2人の牧童を殺す旅に出るお話。


○深読みしようと思えばいくらでも出来る映画で、法を根拠に悪党を徹底的に痛めつける保安官は何を表しているのかとか、怒りに燃えて暴力でその支配体制を打ち滅ぼし、「アメリカ国旗」の前で娼婦を人らしく扱えと弁論する主人公は何を表すのかとか。
 銃の名手を気取っていたけど結局保安官にボコボコにされて返されただけのイギリス人。拷問され殺されてしまう主人公の友人である黒人などなど。
  まー、ここまで積み込まれると、何かのメタファーなのだと理解させられずにはいられないというか。


○これは西部劇の皮を被った寓話であって、登場キャラクターそれぞれの立場にいろんな物を配置していけばこの世の姿が俯瞰的に見えた気になる構造をしていると思います。それは頭がちょっとよろしい方にはすごく心地よくなるのでしょう。


○私はというとゲーマー脳なのでこれ『レッドデッドリデンプション』だ! と喜んでいた程度の楽しみ方なのでした。
 でも普通に映画としても面白いと思うよ!


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ハイスクール・ミュージカル

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○ハイスクール・ミュージカルという映画を観ました。
 簡単に説明しますとリア充の高校生が付き合うだの付き合わないだのですったもんだするミュージカル映画です。



○高校生時代に一度でも辛酸を舐めたような生き方をした人間には到底楽しめるような映画では無いと思います。
 だから多分、まだ高校生にもなっていない子たちが、高校生という生活に夢を持って見るんじゃないかなーと思います。
 そういう年齢層に向けてものを作ると言うのも大切なマーケットだと思う。



○しかしアメリカの学園生活映画を見るとスクールカーストの根深さが如実に見て取れるのが恐ろしい。
 こういうのみるといつもボーリング・フォー・コロンバインを思い出す。



○2作目も見たのだけど、舞台がすでにハイスクールじゃなくなってるのはどうした物なのか。




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ハッピー・フィート


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○子供向けの映画で対象年齢の子どもたちはとてもおもしろく観れるけど、付き添いの大人はその映画の隠れた意図に気付いて苦笑いするという作品がたまにあるのですが、この『ハッピー・フィート』という映画もソレな気がします。



○ペンギンが可愛く唄って踊るという単純な映画なのですが、所々に人間のエゴという物が透けて見えるのです。
 最後にペンギンたちを人が保護する事になるのですが、それはペンギンが踊るのが愛らしいからという単純で浅はかな行動原理によるものなのが、何ともいえない気分にさせる。
 メディアに踊らされる民意というか、そういう物で助けられて良かったのかとも思ってしまいます。



○ちなみに皇帝ペンギンが主役なのですが、その生態がとても性格に描写されているのも面白いです。
 皇帝ペンギンは餌場からかなり離れた氷の大地の奥を産卵場所にしてるとか。オスがメスからタマゴを受け取って暖めるとか。その間メスは数ヶ月かけて餌を取りに行くとか。
 飢えと戦いながら子を育てるってちょっと壮絶すぎるよなーと思う。可愛い顔してスゴイ奴らだ。



○メスが子どものための餌を取りに行っている間に捕食などされて死んでしまった場合、子の死も確定されてしまうらしいです。そうでなくても普通に凍えて死んでしまう事もあるらしい。
  野生厳しすぎる。エアコン付けた部屋に居ながらそんな事思っちゃう。



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仮面ライダーカブト



○Huluで『仮面ライダーカブト』をまとめて最後まで見ました。
 リアルタイムで視聴していた頃はつまんないなーと思っていたのですが、改めて見なおしてみるとそれなりに面白く感じました。


○初見の時は意味があるのか分からない料理対決とかがどうしても尺稼ぎに思えてしまって嫌だったんですよねー。それは今観てもそう思うのですけど、この部分要らないなと思ったら3DSのゲームやったりしてたんで何の問題もありませんでした。
 なんて不まじめな視聴姿勢だ!!


○問題点はたくさんある作品だと思います。敵の能力がクロックアップ限定で、別にモチーフにされている生物の特性をまったく使わなかったものだから、毎回同じ敵と戦っているような感覚になりました。それされると戦闘に飽きるんですよね。
 カブトのパワーアップも、別に直前まで苦労したいたわけでは無かったのでおもちゃの商戦スケジュールに併せてパワーアップしていったのいうのが露骨でありまして、萎えさせる原因となっていたと思います。

 つまり私の大好きなクウガで描かれていた事が全部出来てないというか、そんな印象を持ってしまうので楽しめなかったのだと思います。


○でもまあ結局子供向けのコンテンツなんだから、ライダーがかっこ良ければそれはそれで良いと思います。
 大人として観ると退屈だったってだけの話で。


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もやしもん

もやしもん(13)<完> (イブニングKC)
石川 雅之
講談社 (2014-03-20)

○『もやしもん』が終わってしまいました。



○結構好きな漫画でした。
 菌うんちくや農大描写を評価している方々が多いですけど、私は一巻ごとにひとつのお話が終わる構造が好きでした。
 刊行ペースの遅い漫画だと話が離れすぎていて流れが訳分かんかい事になる事が多いのですが、きっちり一巻ごとにお話区切っているので新刊読むときも過去の本読み返す時も面白く読む事が出来たと思います。
 こういう風に構成切れる人ななかなか居ないので評価してあげても良いのではないでしょうか。


○集めている人間としては、背表紙が一巻ごとに色が違っていてコレクターとして嬉しくないという部分があったのですが、最終巻である13巻の色が1巻と同じで、一周してきたんだなという感じをもたらしてくれたのはちょっとスゴイと思いました。
 初めからそう考えて配色してたのならばスゴイ事です。


○好きな漫画が終わってしまって少し寂しくなってしまいますが、きちんと完結した様を見れて満足しています。
 本棚に置いといて、好きな時に読み返します。




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