忍者ブログ
生存報告ブログ
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
星咲桔梗
性別:
非公開
自己紹介:
ツイッターアカウント
@hosisaki_kikyou

ブログ内検索
最新CM
[05/04 智]
[12/05 千鳥歩く酔っ払い]
[01/31 七草なずな]
[10/23 kiyo]
[05/05 k]
バーコード
カウンター
コガネモチ
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9]  [10

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

私がクマにキレた理由


私がクマにキレた理由<特別編> [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2014-02-05)
売り上げランキング: 8,362


○なかなか酷い邦題の映画だと思います。
 原作の小説の名前は「ティファニーで子育てを」だそうですが、そっちの方が万倍マシだとは思います。
 ティファニー出てこないけど。タイトル詐欺では原作に旗あがるのか……。


○大学卒業したての一般女性の目線から、上流階級の人間の子育てを観察するというストーリーです。
 下層からの反抗心とか、絶望とか、希望とかが映画のテーマとしてよく使われるのは映画を観る大多数の人間は中流から下の人たちなのだという当たり前のマーケットがあってのものだと思いますが、そんな人達でもたまには上の方からの風景を見たくなるという欲求もありまして、こういう映画が作られるのだと思います。
 下に住んでいる人間だって、山に登ってみたくなるのです。


○基本的なフォーマットとしては一般的な感覚を持った主人公から見た、上流階級の子育ての滑稽さを笑うような話ではあるのですが、あまり子育ての他人任せっぷりが逸脱していないので楽しく感じる事はありませんでした。いや、難しい話だとは思うんですけどね。関心が無い事を誇張するっていうのも。
 例えば彼ら上流階級の目指す子育てのトリビアなどを挟んで行けば観客の興味を引けたと思うのですが、そういう所もあまりエンターテイメントにはなっていませんでした。添加物を子どもに食べさせないために、それ専門にあるお店に行くとかさ、そういう一般家庭では何の関係もない所に神経質になっている部分をクローズアップしてもよろしかったのではないでしょうか。
 問題を農薬問題にまで飛躍させて、無農薬野菜の方が結果的に栄養少ないとか皮肉っても良かったのよ。


○映画公開は2007年なのですが、この7年の間に日本の社会の変化によって上流階級を笑う映画というよりは、ブラック企業からなかなか抜け出せない主人公のお話として観た方が自然になっている所が、社会の業の深さを浮き彫りにしているような気がします。
 金持ちの癖に金払いの悪い劣悪の職場環境なはずなのですが、今更家に帰れないといった感情やら子どもへの感情移入やらで身動き出来なくなっている主人公がなんとも言えなく悲しいです。


 ○映画としてのカタルシスも少なく、雇い主への反抗がタイトル通りに監視カメラ付きのテディベアに向かってキレるだけという主人公のヘタレっぷりもなかなかなもんだと思います。
 ちょっと期待していた爽快感も可笑しさも得ることが出来ない映画でした。がっかり。



拍手[0回]

PR

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ


ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
NIKKATSU CORPORATION(NK)(D) (2008-06-13)
売り上げランキング: 16,776


 ○私、自信持って語れる程生涯で本読んでるわけじゃないのですが、それでも今まで読んできた中でとびきりお気に入りである小説が5冊ぐらいはあります。
 その中のひとつがこの映画の原作である、『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』という小説です。


○原作はモラトリアム中の学生の、とにかく抑圧された想いというか、くすぶっている熱意みたいな物をとてもよく表現しているお話で、ラストの疾走感も合わせて素晴らしい小説であると思います。
 どうにかしたいけど、どうにもならない現実に凡人はどう立ち向かっていけばいいのか、それを鋭く指し示しているのが心を打ちます。


○で、映画の方はと言いますと、なんというかうん……。
 原作に忠実であるのは間違いないのですが、それでもなぜかあの本から感じた熱意が、ちっともこちらに響いてこないのでした。
 やっぱりコンテンツとして映像化すべき作品なのではなくて、本として一人一人向かい合う形が、テーマに合っていたのではないでしょうか。


○私、好きな作品の映画化、アニメ化はなぜか見る気なくすんですよね……。
 こういうがっかりがあるから。見なければ見ないままでいいんじゃないかと思ってしまって。
 このネガティブハッピー・チェーンソーエッヂの実写化もずっと前から知ってましたが、今回Huluでたまたま見つけたから観てみようかと思ったのがキッカケだったので。


○総評としましては、小説の方は本当に誰にだって読んでほしい素晴らしい物なのでぜひ手に取って欲しいです。
 映画の方はまあ……別に観なくてもいいんじゃないかな。



○残り4つの生涯でオススメしたい本はいずれ紹介します。



ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)
滝本 竜彦
角川書店
売り上げランキング: 270,047

拍手[0回]

人生に乾杯!


人生に乾杯! [DVD]
人生に乾杯! [DVD]
posted with amazlet at 14.05.03
東宝 (2010-04-09)
売り上げランキング: 38,653

○お金に困った老夫婦が強盗を行いながら旅するロードムービーです。


○生活に困窮している下層に位置する者の反逆が、次第にメディアを通して世間に彼らの存在を伝えていくという所がなかなかお気に入り。
 やってる事は物騒なのですが、銃弾一発さえも発射されない映画なのでほのぼのと見る事ができます。


○ラストの展開はまあ、物語それなりに読んでる人なら察せる程度なので驚きは無いのですが、それでも希望溢れる良いラストだったと思います。


○登場人物に誰一人として悪人が居ないのもとても見やすい要因なのではないでしょうか。警察も警察なりに一生懸命になっていて、強盗被害にあった人たちもそれなりにどこか気楽です。


○ほのぼのとした作風の映画なので見る人を選ばないと思います。いくらでも深刻化出来そうなテーマですけど、あえてこうした雰囲気を選んだのでしょう。
 とても素敵な温かい映画であると思います。オススメ。


拍手[0回]

地球最後の男 オメガマン


地球最後の男 オメガマン [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2013-09-04)
売り上げランキング: 97,465

○なんて邦題なのだと思う。
 オメガマンと言われるとキン肉マンの超人ぐらいしか思いつかないので余計そう思います。
 でも中身は古典SFの世界を表現した立派な映画。


○『アイ・アム・レジェンド』は同じ原作のリメイク元として有名です。この映画の前にモノクロで、『地球最後の男』もあります。
 原作小説の地球最後の男も、SFとしては有名だと思う。
 でも別に主人公は地球最後の男ではないというのがなんというか。まるで孤独な男を描いた映画のような広報をしたアイ・アム・レジェンドと並んでタイトル詐欺っぷりを2作連続でやらなくても良いじゃないかとも思う。


○SFというのはあるひとつの科学的な設定を元に、人類とか共通の社会意識とかに一石を投じるジャンルなのだと個人的に思っています。
 この映画もまたそれらに違わぬメッセージ性を有していると思います。
 肌の色素を失い、人種の違いが無くなった感染者たち。彼らが捨てる文明。科学と芸術は悪夢だったのだと語る仇敵などなど。
 深く読もうとすればいくらでも感じる事が出来るお話だと思います。


○主人公は街に住むたったひとりの男なので、服やら食料やら装飾やらを好き勝手にコレクションしてそれなりに優雅な生活を送っています。こうした現代の資本主義というか、物質文明の象徴であるそれらが、新しく世に生まれた感染者たちに否定されて壊されてしまうシーンはなかなか素晴らしいと思う。
 もったいないと思ってしまうのは私がずっぷりと現代社会に毒されているからなのでしょうか。


○後半はかなりの絶望感があるのですが、それでも希望が次の世代(子供たち)に繋がっていくのは美しい流れだと思いました。
 まるでキリストの最後の様に息絶える主人公は何を表していたのか考えるとうーんと唸るしかありません。


○とても古典らしい映画だと思いました。
 昔の映画にしては上映時間短いので、気安く見れるのではないでしょうか。
 世紀末ムービーとしてとてもオススメです。






拍手[0回]

Web拍手メッセージへの返信 07/19



○最近お酒飲むと早い段階で頭痛が出てくる場合が多い。
 脱水症状かと思ってスポーツドリンク飲んでも変わらないので、血管拡張による偏頭痛なのかもしれない。
 軽度の頭痛持ちなので大いにありえる。


○なんでとりあえずアスピリン錠買いました。アスピリンなんて洋画ぐらいでしか見なかったのだけど、成分的にはバファリンの優しさじゃない方なので馴染みはある。
 優しさの欠片もない薬だと言うとなんだかとても物騒になるけど。



○Web拍手メッセージへの返信

>あ、よう!オッサン!俺も数日前に誕生日をむかえたぜw なぜか誕生日の前日、今までの人生を色々思い出して一人で泣いたぜぃ。ヤバイ、時間やばい。悩んでる間に人生は終わる。。。楽しくいきますか。。。(元protestk kiyo)


 楽しい事はまだまだこれからもあるはずさ! きっとね! そうでも思わないと生きていけないよね!!





【指定第2類医薬品】バイエルアスピリン 30錠
佐藤製薬 (2008-10-01)
売り上げランキング: 171



拍手[0回]

ニンジャ・アサシン


ニンジャ・アサシン [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-11-03)
売り上げランキング: 45,111

  ○ニンジャ! アサシン!! とアメリカ人の持つ忍者の印象が伺える忍者映画です。
 アクション映画としてとてもよく出来ているのでおススメです。


○感心するのは、こういう外国産の忍者映画はどうしても中華風な物が日本と混同されて画面に入り込む事がよくあるのですが、このニンジャ・アサシンはそういった物が一切なく、純度100パーセントの日本を観る事が出来ます。登場人物の名前も建築物もすべて日本っぽい。これはとてもすごい。きっとアドバイザーか何かが日本の方かそれにとても詳しい人だったのでしょう。
 まあ基本的な部分で忍者が誤解されているなあと思いはするのですが、それは娯楽映画という事で勘弁してあげてください。


 ○影に紛れるという仕草がかっこよく表現されているのはとても気に入りました。バリバリアクションするのですけど、それだけじゃない影に生きるという精神部分が、こういう画面効果で表現されるのは素晴らしい娯楽性だと思います。


○後半で警察部隊のチームと忍者集団が戦うのですけど、現代のフル装備の特殊部隊と互角に戦う忍者すげえって思います。すごい名(迷)シーンなのでぜひ見て欲しいです。現代と古代が融合した画作りになんかクラクラきます。


○お話はまああって無いような物なんですけど、ラストの主人公が幼い頃の想い人の行動をなぞって、彼女がかつて見た景色を見るというのはとてもメッセージ性のあるシーンだったのではないでしょうか。でも細かい事は言いっこなしのアクション映画だと思います。
   ヒロインの『心が特別な人』の伏線もなかなか面白い。精神論の話じゃなくて物理的に特別なのかよとか。微妙にボカして説明するならば、北斗の拳のサウザーの秘密と同じです。


○ちょっと血しぶきが舞い過ぎて子供の居る家庭では見づらい映画であると思いますが、スカッとさわやかに観れる映画なので休日などに観るのをオススメです。


拍手[0回]

ツイッターにアップしてた絵





○モンハンの装備をうろ覚えで描いてたシリーズでした。
 自分ではちゃんと覚えてるつもりだったんだけど、いざ本物見たら大分違いました。


○主に胸とパンツ周りの記憶の改変が酷かったです。
 私の欲望に従ってねじ曲げられたのは明確なので何も言い訳する気もございませんでした。


○どうでも良い話ですけど、今日誕生日でした。めでたいめでたい。



拍手[2回]

ミサキさんとアオイさん その7





○運転免許証持っていなかったためレンタルビデオ店などの会員登録が面倒くさいという日常生活にハンデを抱えていたのですが、役所で写真付き住基カードを作ってもらったので気軽に会員カード作れるようになりました。


○これで見逃した新作映画も気軽に観れるようになるよ!!


○とりあえず手始めに『ロボコップ』借りたよ。面白かったよ。


拍手[0回]

かいじゅうたちのいるところ


かいじゅうたちのいるところ [DVD]
ワーナー・ホーム・ビデオ (2010-11-03)
売り上げランキング: 30,013

○子供の視点で見れば、家出のワクワク感、旅先で出会った個性的な怪獣たち、彼らと作る秘密基地(作中では砦と表現)、みんなで戦争ごっこ。そしてしんみりとした別れというなかなか子供心をくすぐられるお話で退屈せず見る事が出来る映画なのではないでしょうか。
 ちょっと不気味な着ぐるみ怪獣もお話が進むにつれ愛おしくなってくるような気がしますし。


○大人の視点で見れば、子供特有の暴力性という物が表現されている珍しい映画のように観る事が出来ました。
 そうなんですよね。大人が描く子供ってどうしても純粋さというか無垢さが強調されるのだけど、本当の子供って大人が驚くほど暴力的というか、気に食わなければ泣き叫び暴れるような、そんな剥き出しな牙を持っているものなんですよね。
  その暴力性は社会生活を営んでいくにつれ牙の収め方を学んでいくものだと思うのですが、この映画はそれを表現しようとしているようにも思えました。つまりは、子供の怒りや暴力が、「かいじゅう」となって姿を現したのだと。


○「かいじゅう」の一人であるキャロルはまさに暴力性を体現している存在で、何か気に入らない事があると今まで自分が作ったもの全てを放り投げて壊しまくります。
 愛しく思う者の前でもかんしゃくを起こして傷つけ、そして後悔を繰り返す様はそうやって人との付き合い方を学んでいくのだという事を表しているように思える。


○ただちょっと気に入らないのはそういうのは明示されているにも関わらず、主人公の少年の成長はあまり見られなかった事でしょうか。まあ子供に急に成長されても困るのですが。
 映画のテーマ的に、ゆっくりと間違いながら子は人との付き合い方を学んでいくのだという話だと思いますし。



○子供でも深読みが大好きな大人でも楽しめる映画だとは思います。
 でも変な映画だとは思う。


拍手[0回]

ポータブルMP3プレイヤー TS8GMP350B


Transcend MP3プレーヤー 耐衝撃 MP350 8GB ブルー TS8GMP350B
トランセンド・ジャパン
売り上げランキング: 436


○ポータブルMP3プレイヤーを買いました。
 機種はTranscendの『TS8GMP350B』という奴です。
 公式サイトの説明はこちら


○もともとひとつポータブルMP3プレイヤー持っていたはずでしたが、随分使っていなかったのでどこかに行ってしまって行方不明のなっていたので新しいの買いました。
 大分前に購入した物だし、容量が256MBくらいしか無かった物なので無くしたとしても別に痛くも痒くもないのがなんとも……。


○お値段が4000円未満と安く、USBケーブル繋いでパソコンからMP3ファイルぶん投げればOKという分かりやすい構成が気に入りました。
 一応フィットネスの用途に耐えうるMP3プレイヤーらしく、耐衝撃と耐水性があるようです。背面のクリップも購入のポイントでした。
 リピートやシャッフルの設定が全データやフォルダなど選んでスイッチ出来るのも嬉しいですね。
 公式のスペックではフルチャージで16時間起動というのもいいんじゃないでしょうか。


○あまり良くない所はボタンが硬い所ですけど、まあこれは運動する人のために頑丈に作ってあるのでしょうか?
 再生リストをm3uデータで作れるらしいですけど、殆ど使い物になりません。恐らくファイル名とか禁止文字とかの関係なのかもしれませんけど、わざわざ検証する気も起きないので再生リストの機能は使わないと思います。
 あとは給電をUSB接続によって行うためにPCの電源入れないと充電出来ない事でしょうか。まあ充電時間は短いようなので我慢すればいいだけにも思えます。


○MP3プレイヤー買うためにいろいろ電器店回ったのですけども、どこのお店もMP3プレイヤーの区画が小さかったです。小さいだけならまだマシなのだけど、その全てがipodとウォークマンっていうのはどうなのよ? すべての商品が1万超えしているというお客に選ばせるという事をさせない品揃えはとても酷く思えました。


○でもまあ今更ポータブルMP3プレイヤー買う人なんて殆ど居ないんだろうね。全部スマホで済ませられるだろうし。
 できれば低価格路線に進んで欲しかったのですがもはやそれでさえ売れなくなっているのかもしれません。
 ひとつの商品の終わりを見ているようで何とも悲しくなったのでした。



拍手[0回]



忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne